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こんにちは!
前回の資産形成に関する記事は読んでいただけましたか?
今回は、資産形成に後々つながるであろう『年金と老後の資金計画』について、お話しします。
これは、つまり『将来への不安と向き合う』ということです。
現時点で、年金のみで老後の生活がまかなえると思う人はどのくらいいるでしょうか?
必要以上に不安がるの必要はございませんが、将来を考えるのは必要な備えといえるのではないでしょうか?
<現在の年金の種類とその平均額>
みなさんは、年金についてどのくらいご存じですか?
どんな種類のものがあり、平均受給額がどのくらいか知っています?
実は現時点でも年金額だけでは、高齢化社会における生活費をまかなうのは難しいのが’現実です。
では、現在の年金についてご説明させていただきます。
- 国民年金と厚生年金
日本の年金の種類は大きく分けて2つあります。
1つ目は国民年金といわれる、全国民を対象としたものです。
2つ目は厚生年金といわれる、会社員や公務員などが雇用主とともに加入し、給与から毎月支払われる年金です。(国民年金も同時に支払われている)
国民年金の場合は毎月全額、厚生年金は会社が半額を負担して保険料を支払います。
また、厚生年金の方が国民年金と2本建て保険料を支払えるため、将来もらえる年金額が多くなります。
- 国民年金と厚生年金の平均
現在の平均年金給付額は、厚生年金で約14.5万円、国民年金で約5.5万円です。(2021年集計)
国民年金だけではとても生活できそうにありませんね。
厚生年金であれば月20万ほどもらえる計算ではありますが、これはあくまでも平均です。
支払い継続期間、額により変動します。
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<インフレによる物価高が続いていくのに年金額は増えない恐怖>
みなさんは最近のインフレ(物価の値上がり)を感じていますか?
インフレは物価が上昇し、いままで100円で購入できていたものが100円では購入できなくなる現象の事を言います。
そして、値上がりすることはあっても下がることは、まず無いといえます。
ところが、年金受給額が増加することは考え辛いでしょう。
< 年金受給開始年齢の引き上げ>
現在日本では、年金受給開始年齢の最低年齢は65歳、最高年齢75歳です。
受給開始年齢が遅いほど月の受給額が多くなります。(最大84%)
ですが、定年の多くは60歳。
そこからは、働き続けられたとしても大きく収入が減少します。
受給開始最低年齢の65歳までの5年間、安い給料で働き、さらに10年...
貴方は続けられるでしょうか
<投資運用の必要性>
老後の資金不足に対する不安を解消するためには、他の選択肢を検討することが必要です。
個人年金や投資運用がその一つです。
個人年金は、自分で保険料を支払い、将来の給付金を増やすための方法です。
また、iDeCoやNISAといった長期の投資運用は、不足分の年金を補う有効な手段です。
実際にアメリカでは、年金の代わりとして長期の分散投資が一般的です。
これからの近い未来、国に頼らず自身の老後は自身で見なければならない時代になります。
ぜひ、年金の事、老後の事にもほんの少しだけ目を向けてください。